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T-CH-1は、台湾（中華民国）の航空工業開発センター（AIDC：漢翔航空工業股份有限公司）が開発した練習機。愛称は中興（チュンツィン）。台湾が初めて独自に設計し量産した軍用機である。 == 概要 == 1970年代始めに台湾空軍の要求に基づいて開発され、試作機は1973年11月23日に初飛行した。台湾でライセンス生産を行ったターボプロップエンジンを動力とするタンデム複座の機体だが、引き込み式の前輪式降着装置やスライド式のキャノピーなど、機体構成がT-28 トロージャンに類似している点が注目を集めた。 台湾空軍の空軍士官学校において1977年から運用が開始され、1981年に52機全機の引き渡しを完了、T-34CとAT-3に交代するまで標準基本練習機として使われた。1985年に空軍士官学校からの退役が始まると、主翼下にハードポイントを追加し兵器訓練機としたA-CH-1や、胴体下面に偵察カメラを装備できるようにしたR-CH-1に改修・転用され、前者は1992年、後者は1998年まで運用されていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「T-CH-1 (航空機)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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